「Miracle of the Fishes」のkubosakuのブログです。 こちらは緩く気楽に行きたいと思います。
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グラバー園、大浦天主堂
 長崎の新地中華街から南へほぼ1kmで大浦天主堂に着きます。大浦天主堂~グラバー園への上り坂には観光客相手の土産物店が並んでおり、普通の観光コースは大浦天主堂→グラバー園 の順序なんですが、街の案内図を見ると、オヤ?グラバー園の裏側にエレベーターがあるじゃないですか。そうか、エレベーターで上に上ってしまって、それから下りていった方が楽じゃないか、と思って、そのような順序で回ってみることにしました。

 グラバースカイロードと名付けられたこのエレベーター、地図で見たときはエスカレーターなのかな・・・?と思っていたのですが、到着してみるとこんな感じで↓


 ホォ、なんかエスカレーターみたいな・・・、と思って行ってみると、入り口はエレベーターのようで他の人もエレベーターのカゴが到着するのを待っている。すると、斜めにエレベーターが下りてくるではないか!「斜行エレベーター」なるものだそうで、カゴは斜めに移動するのです。利用料金は取られません。下りられる場所は5ヶ所あり、一番下は1F、一番上は5F。一緒に乗った人のうち1人は地元の中学生で、完全に日常の足として利用している風でした。

 このエレベーターが設置された理由はいくつかあるようで、観光ルートとして、というのももちろんですが、この斜面の麓には商店街があり、路面電車の駅もあり、高齢化が進んでいて、ということで、地元民の足として、というのも重要な設置理由なんだそうな。なんて贅沢な・・・。もしかするとこのへんは横浜で言えば山手みたいなところか?!なんて思いましたが、そうでも無さそう。家々はごくごく一般的な民家です。


 その斜行エレベーター、5Fからの眺め。エレベーターの方をのぞき込むと、足がすくむような急斜面。


 海の方も望めて、なかなかの絶景。まぁ、長崎だったらちょっと上ればどこからでもこれくらいの景色は見れるんでしょうけど。エレベーターを使わなくても上り下りできる道(階段)もあるのでしょうが、かなりきついだろうなぁ。
 ここからさらに別の「垂直エレベーター」と名付けられた普通のエレベーター(笑)で上ると、裏側ゲートからグラバー園に入園できます。


 旧グラバー邸。他にも、幕末~明治初期の外国人たちの洋式の豪邸がいくつもあります。今でこそ、これらは観光施設・重要文化財となっていますが、日本で幕末~明治初期の段階で、こんな豪邸にナチュラルに住んでいた人がいたとは驚きです。

 前のブログネタでも一部書きましたが、このグラバー氏は佐賀鍋島藩との合弁で高島炭坑を開発し、グラバー商会破産後も高島炭坑の顧問となり、後の官民払い下げで高島炭坑は岩崎弥太郎(三菱)が買収、グラバー氏も後に三菱の相談役になる、という方です。明治期の日本の発展に大いに貢献された方でございます。

 グラバー園内にはかなりいろんな種類のバラが植わっていましたが、残念ながら季節的に花は全く拝めず。5-6月にここに来れると花も楽しめて良いんだろうなぁなんて思います。


 国宝・大浦天主堂。グラバー園の麓にあります。幕末、フランス商人たちのために建てられた天主堂ですが、築後間もなく、浦上村(現・長崎市内の浦上)から隠れキリシタンたちがやってきて、泣いて聖母像を拝んだとのことでした。ところが、時は幕末とはいえ日本人のキリシタンはあくまで禁制。1867年、あと数ヶ月で幕府が倒れるという時期に、不幸にも浦上村ではキリシタン弾圧が行われました。弾圧は明治3年まで続き、3000人以上が国内各地へ追放、重労働や拷問で死者も600人以上出るという事件が起きました。キリストの禁教令が解かれるのが1873(明治6)年なので、明治政府になっても禁教令を撤廃することは抵抗感があったようです。それにしても、信仰の力というのは凄いものです。神も仏も一緒くたで自分や家族の幸せを祈るばかりの我々とはえらい違いです。どっちが良い悪い、という問題ではないですが、それほど信仰を大切にする人もいるのだと感じ入るばかりです。

テーマ:国内旅行 - ジャンル:旅行

【2008/08/04 00:03】 | | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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