「Miracle of the Fishes」のkubosakuのブログです。 こちらは緩く気楽に行きたいと思います。
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豊前海のアオギス釣り(その2)
 先日の記事の続き。 早朝に豊前海の北の方でアオギスを釣って、その後海岸を探索しながら移動、昼過ぎに中津まで来た。ここまで来て中津城を見ないわけにはいかないので中津城に登城。


 中津城の詳細は今回は割愛するが、ここで中津城について触れたのは、天守閣から撮った中津川の写真があったからで。本流は山国川と言い、河口部で2つに別れており、東側を中津川と言う。ちょうど最も引いている時間帯で、川幅はだいぶ狭くなっている。干満の差の大きさがうかがい知れる。

こちらは城を下りて護岸から撮ったもの。石を積んだ塊が点々とあるが、これは何!? 漁と関係するものだろうが、活用法が全く思いつかない。満潮時、ここに魚が付くんだろうか?

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 元々は夕マヅメまで釣りをするつもりじゃなかったのだが、木製のエサ箱に入れていたジャリメの活きがよく保たれたので、もとの場所に戻って夕方も釣ってみることにした。長年釣りをしているというのに、虫エサの保存のために木箱を買って使ったのは今回が初めてだというケチ臭さ。こんなに保ちが違うのなら、もっと早く使っていればよかったと大後悔。

 猛暑のまっただ中で死ぬほど暑い中あちこち巡ったので、全身は汗で濡れネズミ。もちろん水やお茶などをガンガン飲んだけど、この日中だけでも体の中で2~3リットルの水が交換されたかもしれない。蒸散の激しさはまるで植物のよう。Tシャツから塩が浮き出るほどだったので、戻る途中でひとっ風呂浴びリフレッシュ。


 福岡県上毛(こうげ)町(旧・大平村)の湯の迫温泉「太平楽」。循環だと思うが、ヌルッと系の優しい、いい湯だった。湯は透明、湯加減は熱すぎずぬるすぎずの標準的な感じ、41~40℃くらい。露天風呂の、屋根付きの桶風呂がサイコーであった。

 17時過ぎ、同日朝と同じ所に戻る。昼間は死ぬほど暑かったが、日も傾き、海岸に出ればそよ風もあってそこそこ涼しい。今度は、朝にチビばかり釣れた河口すぐではなく、もう少し先へ歩いて砂洲の先端まで行ってみた。


 上の写真の中央付近、砂洲の先端で釣りをする。アサリ?のような貝殻が打ち上がっている。砂は、運動場の砂のような粗めの砂。私の竿は3mの安物振り出しロッド、投げて100mはまず飛んでいない、飛距離は60-70m程度だろうと思う。そんな程度だが、着水後出た糸の2~3割ほどをさびいたところでビビビッ!と明瞭なアタリ! 朝の小物たちよりはきちんと引く! そして釣れたのが下の魚。




 全長17cmと、まぁ全然たいしたサイズじゃないけど、明瞭にアオギスと分かる魚体! 嬉しいね~!!! しつこいけど、種判別ポイントをもう一度。シロギスと比べると顔が長い、色合いがやや青い、ということでまずオヤッ?と思う。そんな時、ここを見れば100%判別できる!というのが腹鰭と背鰭。まず、腹鰭は黄色い、というのはよく知られているが、その黄色い腹鰭は白く縁取られている。花の品種ならば「ピコティ」とか名が付きそうな覆輪系の模様。背鰭には黒い点々が並ぶ。4枚目の、死亡して水に浮いている写真からは、尻鰭も腹鰭とほぼ同様の色合であるのが分かる。最も分かりやすいのは腹鰭だが、併せて背鰭の特徴も覚えておくのがよいだろう。10cm前後まで小さいとすぐには自信を持って種判別ができないかもしれないが、シロギスと並べれば分かるであろう(レポその1参照)

 さて、もっと釣りたい!と思うのが釣り人の性だが、1投目で釣れた後は全く続かない。その後もアタリはあるのだが、追釣できるのはクサフグとドチビのセイゴとのみ。ドチビセイゴを5~6尾とクサフグ2~3尾をリリースし、もうダメね、と諦めて帰ることにした。

 帰り際。潮が満ちてきているのは釣りながらでも分かったが、改めて後から見ると、当たり前だが来たときよりも砂洲が小さくなっている。
夕方は実釣17時半~18時半の1時間で、釣果はアオギス17cmが1尾のみ。釣りとしてはしょうもない内容であったが、アオギスを釣りたい!という当初の目標を達成でき、私としては十分満足!


 シメに夕食を食べる時間がギリギリ取れたので、苅田町で見つけた「一燈」でラーメンをいただいた。博多ラーメンの系統?なのかよく分からないが、独特でとにかく美味かった。特にチャーシューが美味かった。しかし情けないことに、どう美味かったかが思い出せない。また行きたい。

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以下は北九州から横浜まで運んできた後の写真。

 右上の4尾がアオギス、下の5尾がシロギス、およびマハゼ。


 両写真とも、アオギス(上)とシロギス(下)に並べて撮ったもの。アオギスの腹びれの黄色さが明瞭。


 背鰭の黒斑列のおさらい。上はアオギス、下はシロギス、もうわかりますね!

 なかなか料理できる時間が取れず、魚には申し訳なかったがだいぶ日が経ってから調理した。くたばり加減だったが、塩水に浸ければ少しはしゃきっとするだろうと干物にした。アオギスは1尾、左下のもの。体側部の皮の色が透けて黒いスジになっている。他のシロギスたちのと違いは明瞭。上段の左から2番目はマハゼ。小型のアオギスは、今後どこかに提供できれば、と思って凍結しておいた。

 あぶって食べる直前。どれがアオギスかはもう分かりますね?! 体側の青光りするスジのほか、腹鰭の黄色さも残っています。

 味は、たった1尾だし、だいぶ日が経った後でこんな料理にするしか無かったので、違いは全くワカリマセンでした(汗)!

 後に機会あって、何人かの大分県の方にアオギスについて伺ったところ、やはりシロギスの方が美味いというのは共通の見解で、さらに、シロギスより小骨が堅くて突っかかるとのご感想も聞きました。

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 今、アオギスの生存が確認されているのは、豊前海を中心とする周防灘一帯だけで、鹿児島の吹上浜も、公式記録としては1996年が最後となっています。東京湾や伊勢湾で再発見ということは無いだろうな~とは思うけど、瀬戸内の他の海域や吉野川だったらまだ分からない、どこかに居るかもしれません。居たらきちんと記録する、ということは大切なことです。

 以上、お伝えしたいことは2つあります。1つめは釣りサンデーの小西さんと全く同じ趣旨、すなわち、釣り師には是非、アオギスとシロギスを見分けて欲しく、もし、どこかで細々と暮らしているアオギスを発見したら、是非、お近くの水産研究機関にお知らせ願いたいということ。もう1つは、アオギスが今も生きながらえている海を見たくて行ったんですが、そこで感じた海の特徴を少しでもお伝えしたかったということ。豊前海に「広大な干潟が残されている」こと自体は文献を見れば誰でもすぐ分かることですが、実際に巡ってみるとそのスケール感は想像以上のもので、百聞は一見に如かずとはまさにこのこと、と思いました。そう感じたことは、どれだけ書いたって結局伝わりきらないんですけど。

テーマ:釣り・フィッシング - ジャンル:スポーツ

【2013/09/08 19:53】 | 釣り | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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