「Miracle of the Fishes」のkubosakuのブログです。 こちらは緩く気楽に行きたいと思います。
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須賀川牡丹園

(牡丹の品種は"芳紀")

 5月14-15日の土日には、美しく言えば被災地復興支援、本心は「今なら道も施設も空いていて快適に違いない」という邪心で、福島・栃木に一泊二日で旅行に行ってきました。一番の目的地は福島県の「須賀川牡丹園」。日本一の牡丹園とのことで、また例年であればこの時期がちょうど見頃らしいので出撃しました。結果、早咲き系と思しき品種で花が見られたのですが、多くの品種で見頃はあと1週間後、次の土日と思われ、さらに1週間後、5月末でもまだ見れるものがありそうに思えました。現在は被災者応援のため、開花期であるにも関わらず無料開放されております。さらに「朝の牡丹が一番美しい」とのことでなんと朝6時半から開園してました、その時は。今はHPによれば開園8:30~17:00とのこと。

 当日は、朝4時に出発、現地には7時半着。さすがにこんな朝から来る人は少ないだろうと思ったら、既に地元ナンバーの車がたくさん止まっていました。50-60台ほど見たら、東京/埼玉のナンバーは皆無、横浜ナンバーが4台でした。やはり、風評被害と言いましょうか、いや、正確には"風評"とは言えず、南関東より放射線量が高いのは事実で、現在の各地の放射線量モニタの結果を見れば、現段階での大気中の放射線量はおおよそ、横浜・宇都宮で平時の1.5倍、いわき・会津で平時の4倍前後、白河・南相馬で平時の10倍、郡山・福島で平時の20~30倍ということになります。

 しかし、日本は元々自然の放射線が少ない地域であり、たとえば「東京の放射線量がローマの1/2まで高くなった!」という記事で有名になったローマ(0.25μSv/h)と比べると、白河・南相馬の0.5~0.6μSv/hはローマの2倍、郡山・福島の1.4μSv/h前後でローマの5~6倍、ということになる。

 世界原子力協会によれば、大気中の放射線量が世界で極めて高い地域がイラン、インド、中国、ブラジル、スーダンなどにあり、3~5μSv/h、いや10μSv/hを余裕で超える高い数値が観測されることもある、というレベルだそうですが、そういった地域での発がん率について、癌の種類によって高いものもあれば関係ないものもある、総じて明瞭な傾向があるとも言い切れない、という疫学的調査の結果もあるようで、一つ、比較的平易な講演へのリンクを貼っておきます。 一方、世界15カ国で40万人の原子力施設作業員の調査結果によると、100mSv以下の被爆(ある日本の専門家は「50mSv以下でも」と書いていた)でも発がん率が上昇した、という報告もあります(Cardis et al., 2005)。ただし、私は中身をきちんと読んだわけではありません、分厚い英文レポートなので読んでられませんので悪しからず。ここである日本の専門家が引用として書いた"50mSv"ですが、"50mSv/year"か、"50mSv/生涯全原発作業"なのか分かりません。50mSv/yであったとすると、単純計算すれば5.7μSv/hを1年間浴びるのと同等で、10年で割ると0.57μSv/hになる。5.7μSv/hは現在の郡山・福島の3~4倍相当。0.57μSv/hはその10分の1。

 以上から、まぁ確かに放射線量はある程度上がっている。しかし、放射線量は3/15をピークにずっと減少傾向で、現段階において以上のような線量の地域に行くことは騒ぐ話だろうか?秋田の玉川温泉の岩盤浴で"効く"スポットの方がよっぽど高い放射線が出てるんですよ?という程度でして、たまに行くレベルの観光客が騒ぐことでは全く無い、と私は思います。

 まぁ、猫も杓子も大挙してやってきて渋滞を引き起こされるのも困るので、これでも怖いとか言う面倒くさい人は迷惑だから来ないで結構(笑)、真剣に、原発の無い国に逃亡することを考えて下さい。個人的には観光地が空いているのは大歓迎だけど、廃れて潰れるのはもっと困るので、是非とも冷静に考えられる皆様はいつも通りに(以上に)遊びに行きましょう、東京近郊の人間がかなり少ないお陰でゆったり楽しめます。応援しよう、福島/東北/北関東。

 あ、私は原発賛成派とかそういうのじゃないですよ、現在の線量の情報から考えて思ったことを書いただけなので勘違いしないで下さいね。

 えーっと、放射線問題について長々書いてしまいましたが、以下は牡丹について。

 今回目立って咲いていた品種は3つ。1つは"須賀川の在来種"とされる紫色の花弁13枚前後の品種で、最も専有面積が大きく、樹齢100年・200年ものの古木もたくさんあり、これが満開の時に来られたのはある意味幸いでした。他、淡いピンクでかわいらしい"玉芙蓉"、紅色が眩しい"芳紀"、以上の3種が満開で数多く植わっており、華やかでありました。しかし、残念ながら多数の品種がほとんど蕾で、本当の見頃は来週の土日と思われ、さらにその次の土日でやっと咲くものもあるだろう、というくらい、今年の開花は遅れ気味のようです。今回は、訪問前の火~木で雨が降り続いていて痛んだ花が多かったのが残念でした。

 ともかくそんなわけで、お花好きは是非、来週間違いなく見頃なので、須賀川の牡丹園に行っちゃってください、ということです(笑)。

 "芳紀"

 "玉芙蓉"

 "玉芙蓉"

 "須賀川の在来種"とのこと。これが"国指定圃場"のほとんどを占めます。樹齢100年だ200年だという木はほとんどコレです。

 こちらも同じく"須賀川の在来種"

 これも"在来種"。小輪。

 "暁の雪"

 "聖代"

 "村松桜"

 "越後獅子"



テーマ:福島県 - ジャンル:地域情報

【2011/05/17 08:00】 | 植物園などの植物 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
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