「Miracle of the Fishes」のkubosakuのブログです。 こちらは緩く気楽に行きたいと思います。
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
【--/--/-- --:--】 | スポンサー広告 | page top↑
岡山県真庭市の湯原温泉・茅森温泉・郷緑温泉
 先のエントリーと温泉繋がりで、岡山の温泉に行った話。 8月半ばに機会あって、岡山の山間部を回ってきました。調べてみると、湯原温泉の「砂湯」が、露天風呂の西の横綱だとかで、まずはここに行ってみようと。あと、津山城にも行ったりしましたが、今回は砂湯および周辺の2湯のレポ。


 湯原温泉は旭川沿いで、道は細いけどそれなりの温泉街になっていて、一番奥にあるのが砂湯。奥の方の河川敷に広い駐車場があります。そこが公共の駐車場か、旅館の駐車場か明記されていないように思えましたが、多分これでいいんだろう、という広い場所があり、そこに車を停める。さらに上流には、ダムの壁が見える。そのダムの壁のすぐ手前にあるのが「砂湯」。
 場所は下の画像の右奥。入浴無料。24時間入れる?とおもわれます。混浴ですが、こんな昼間では男しかおりません(ので、遠目で写真を撮っておいた)。なお、女性はタオル巻きでの入浴も可とのこと。有名すぎて困ることはいろいろあるようで、あれやこれやの注意書きもありました。男女別脱衣所はあります。鍵のかかるロッカーはありませんのでその点はご用心。

 湯船は3つあり、けっこうな高温(狭い)、適温(広い)、やや温め(広い)、の3種。高温の湯船はけっこう熱め、45度超くらいの印象。湯船の底は砂利で、下から湯が沸いている。上流の湯船(=適温の湯船)でよ~く感触を確かめると、確かに出ているな、と思える程度で、そんなに猛烈にコンコンと沸いている感じはしない。泉質的にはあんまり特徴を感じなかった。温泉のすぐ脇で渓流釣りをしている人もいるという(笑)。

 あんまり褒めていないようですが、開放感が素晴らしいことは特筆すべきところ。ただ、毎度毎度、短い時間であれもこれもカッ詰めて旅程を組むので、ゆったり気分もほどほどで砂湯を後にする。


 湯原温泉から国道313号を南下、米子道をくぐった先の交差点を右折し西進、郷緑温泉に向かう川沿いの道、その川の向こうにこんな風に見えるのが「茅森温泉」。

 左の道を、奥から手前に向けて走ってくるんですが、緑色の橋があり、そのすぐ先で河原に下りる道がありまして、河原が駐車場になっています。1台停まっている黒の車が、私のレンタカー。

 その緑の橋を渡り、こんな道を、川を遡る方向に歩く。駐車場からは歩く距離は大したことはない、300mほどか。

 そしてたどり着いた茅森温泉ですが、残念ながらお湯を抜いて掃除をした直後だったようで、まだ栓もされていなかった! 左から、湯が注がれているのが見えますね? 記憶が定かではないが、けっこうぬるめだったような・・・。 近くには誰もいなくて、栓らしきものも見当たらず、ん~、これは退散するしかない!という、残念な結果に・・・。

 車に戻って、改めて県道を西進すると、程なく「郷緑温泉」があります。これは標識にも書いてあるし、案内もきちんと出ているので見逃すことはないでしょう。立派な石垣の上にあって、まるでお城のよう。

 この石段を登ります。登城!という気分です(笑)。

 入り口ののれん。

 こちらは男女別浴室が無くて一つのみで、混浴、とはせずに、一人500円で30分貸し切り、という入浴システムになっております。到着時に先客が居ると待つしかしょうがない。先客のご厚意次第で一緒に入ることもあるようですが。たまたま、先客は無く、すぐに入れてラッキーでした。

 奥の湯船の底は天然の巨岩で、その割れ目から湯が沸いています。湯船からは常にオーバーフローしておりまして、湯船サイズからいくともったいないくらい豊富にお湯が沸いております。体感的に36-37度くらいの温泉で、ずーっと浸かっていられるレベルの、超リラックス系、非常にまろやかで素晴らしい温泉でした。 手前の方は加温浴槽で、十分に暖まるのはこちらの方で。加温浴槽に5分程度入って、あとはずっと源泉に浮かんでいるのがよい。 30分では短いけど、このレベルの湯に、一人でのびのびと浸かれるんだから、超贅沢な気分です。 待ち時間も無くて本当に運が良かった。

 ところで、最初に湯原温泉が旭川沿い、と書きましたが、その後調べると、そのまま下っていくと後楽園と岡山城の間の川に繋がって行くということを知りました。その流れをたどっていくと、複雑に曲がりくねっておりまして、けっこうな大河川だなぁと思いました。東の吉井川・西の高梁川と合わせて岡山の三大河川というんだとか。
 下の写真は吉井川(美作市湯郷温泉より少し下流)ですが、空港へと戻る時に下道を適当に走ってみると、吉井川にしろ旭川にしろ、水量が多く、ゆったりと流れているのが印象的でした。こういう風景は、なにもここだけじゃないですが、こうして豊かな自然が維持されているところを訪れるたび、ニッポンは元々、水と森の豊富な国であり、その恵みのお陰で豊かな暮らしができているんだなぁと思うわけです。

スポンサーサイト

テーマ:秘湯を攻める会 - ジャンル:旅行

【2014/09/25 07:28】 | | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
新潟市秋葉区(旧・新津市)の新津温泉の間欠泉

 9月5日、仕事で新潟に行った帰りに、石油臭で有名な新津温泉(旧・新津市)に行ってきました。


 すると、施設の前が水浸し! よく見ると、玄関前に、横からお湯が噴き出している! ナンだこれは?! とカメラを向ける。 施設の方によれば、「4~5ヶ月に1回こうなる、1時間くらい続く、以前は上に出していたんだけど、横向きにした」とのこと。 その場ではすぐに腑に落ちませんでしたが、ようは4~5ヶ月に1度、タイムスパンの長い、規模の大きい間欠泉が吹くってことですね。に、しても、なんかヤバいんじゃないの、と思うほどの勢いでした。


 18時頃、到着時はこのくらいでしたが、帰り際は、吹いて、止まっての間隔がもうちょっと空いて、奥の方からゴワゴワゴワ・・・とわき上がって一気に噴出するようになったりもして、えらい迫力でした。近所にも音が鳴り響くほど。

 帰り際は暗かったので動画は撮れず。写真でイメージだけでも。

なお、ずっと人が浸かっていたので湯船の写真は無し。5~6人ゆったり入れるくらいの湯船が真ん中にあり、片側壁面にお湯と水の蛇口が並ぶ、シャワーは無い、という施設。入浴料300円。

 新潟市近辺で、会議の後、もしくは会議前の朝に行ける温泉は無いかとネットの海で探して新津温泉を知ったのですが、こんな凄いことが起きているとはネットの海では知ることができませんでした。それもそのはず、4~5ヶ月に1回、1時間くらいで終わってしまうんですから、なかなかお目にかかれるものではないわけです。私は初めて来てこれを見れたのだから、めちゃめちゃ運が良かったんですかね~。

 なんですが、間欠泉が出ている間~5~6時間後までは、湯を引けなくなるそうです。そのため、湯船はため湯となっており、ややぬるくなりかけ、カランのお湯側は温泉が出るのでしょう、洗い場でもお湯が出ない、という、温泉としてはダメダメな状態でした。 石油のようなニオイは健在で、しばらく浸かっているとシンナー中毒で頭がクラクラしそうな気がしましたが(頭痛が後に引くほどではありませんでしたが)、新鮮な湯が出ている時なら、もっとクラクラするのかもしれません(笑)。

 まぁ、これだけレアなものが見れたんだし、湯が残念な状態だったのはやむを得ないですね~。今度は間欠泉が出ていない時に来れればいいんだけど、新潟に来る機会って、案外か無いんだよな・・・。

テーマ:秘湯を攻める会 - ジャンル:旅行

【2014/09/24 07:27】 | | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
ゆず庵@高知県南国市の「かつおのたたきパフェ」
 高知県南国市の有名スポット、「ゆず庵」へ行ってきました。公共交通機関で行くなら土佐電鉄の長崎駅または小篭通駅から南国ICへ向かって国道32号(高知東道路)を北上すること1.5kmの位置にあります。
 この店は、この夏に何かのテレビ番組に出ていたのですが、スイカ1個か半玉を切って盛った大皿とメシと味噌汁のセット「スイカ定食」やら、カツオのたたきパフェとかがあるそうで、仕事で高知に行った余り時間で行ってみました。
 ネットで色々見て、ゆず庵は、謎のオブジェ満載のBスポ的な店であることはある程度分かっていたのですが、実際に訪問してみると・・・! オブジェが想像以上にでかくて威圧感があり、質・量ともに圧倒されるばかりでした。細かい説明も書きようが無いので、とにかく画像を並べることにしました。まずは店外から。
















 店外だけでたいへんな突っ込み所満載ですが、店内も以下の様子。









 そして、テーブルの上にはこのように、色々置いてあるんですが、どれがメニューか分からない・・・


 この新聞はいつのだ?と開いてみると・・・!なんとこれがメニューでした(爆)!



 「オムライス」とか美味しいらしいんですけどね、普通に「かつおの塩タタキ」とかもあるんですけどね、でもね、ここまで来たんだから、これを頼むしかないでしょう、ということで「カツオのたたきパフェ」、 800円だったか900円だったかを注文。
 普通のソフトクリームベースのパフェ、かつおのたたき、アーモンドスライスではなく生ニンニクスライスのトッピング、高知ではメジャーなミレービスケット、パフェの底には普通はコーンフレークなぞが入っていますが、そこは高知名物であるイモケンピに置換。味はねぇ、聞いてはいけません(爆)。食後に、生ニンニクの辛みがいつまでも口に残ります(爆)。カツオのたたき自体は、けっこういいモノで、食べる時、私は別皿に移して塩と唐辛子をかけて頂きました。多少付いているソフトクリームはあまり気になりませんでした。えっ、ソフトクリームと一緒に食べろって?!?! それはカンベン。


テーマ:ご当地グルメ - ジャンル:グルメ

【2012/10/01 23:58】 | | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
諏訪湖の御神渡り、4年ぶりに出現
 全面結氷した諏訪湖の氷がピキピキと割れて氷が筋状にせり上がる「御神渡り」と呼ばれる現象が、2012年2月4日に確認・認定されました。

 私は、その前日の2月3日に、ネットでパチパチと検索して御神渡り的なせり上がりが確認された旨のニュースを見たので、早速、翌2月4日(土)に、車を飛ばして見に行きました。個人的な事情からも、この日しか行けるチャンスが無かったもので。

 今年は寒さがとっても身に滲みる冬で、庭の土を見ていると霜柱がしばしば立つのはもちろんですが、鉢土やポリポット表面の赤玉土や鹿沼土が凍って砕けるのが例年以上に多くて、また豪雪のニュースも続いており、今年こそ、「御神渡り」が来るんじゃないかと、諏訪の天気や気温をしばしばチェックしていたところでした。寒くなっても雪が積もったらダメとか、曇りでは放射冷却しなくてダメとか、即ち、晴天でチョー寒い日が何日か連続するという条件が必要だそうです。1月下旬~2月初めにかなり冷え込む予報が出ておりましたが、その後は雨だったり気温が上がったりという予報だったので、今年は御神渡りが現れるとすれば、この週末がラストチャンスだな~と思っていたところ、つつつ、遂にキタ!



 これは、湖の西側、岡谷市の小さい港から撮ったもの。 最近では2008年以降御神渡りが現れておらず、4年ぶりの認定、ということです。その4年前も見に行ったんだけどね、その時の方がせり上がり具合は大きかったような。でもね~、こうして観察できるだけで十分幸せ。




 こちらは、「すわっこランド」のすぐ近く。このへんはとってもよく凍るようで、凍っては割れ、凍っては割れて、割れた薄氷が縦になって岸に押しつけられてさらに固まり、鬼の洗濯岩状になった氷が湖岸に張っていました。また、バラバラの氷がうず高く溜まる場所もありました。沖には氷山のような氷が5~6個ほど盛り上がっているのが見えました。こちらは筋状に割れているわけじゃないので御神渡りのラインと関係のない所での現象ですが、こっちの方がなんでこんなことになるの???と、もっと不思議に思えました。

 その氷山の一角のように盛り上がった氷のすぐ近くには水面も見えておりました。氷はどこで薄くなっているかわからないから氷には乗らないように!ということです。

テーマ:国内旅行 - ジャンル:旅行

【2012/02/05 02:02】 | | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
函館周辺の温泉~その4 七飯町健康センター(アップル温泉)@七飯町
 さて、ちゃっぷ林館を出て13:56に赤井川駅発の電車に乗る。ちゃっぷ林館があんまりにも良かったから、温泉はもう十分かもな~と思いつつ、函館行きの電車に乗る。アップル温泉に行くには、大中山駅で降りればいいのだけど、降りるべきか降りざるべきか、非常に悩んだが、ここで行かねば次、いつ行けるんだ?あん?と、湯で伸びきった体を強引に電車から引きずり下ろしました(笑)。この温泉へは、大中山駅を裏側(駅舎の無いホーム側)から降りれば、12分程度で到着します。駅からは近いです。

 駅から出て少し歩き、下りの坂道の向こうにはもうこんな建物が見えてきてそれだと分かります。

 到着~。

 さて、こちらも源泉掛け流し、とのことで、内湯に湯船は2つ、露天が1つ。湯温は低めで、高温と言っても42-43度。低温および露天は40度前後のぬる湯。露天は開放感があるのだけど、残念ながら柵が高い。しかし、柵の向こうは当温泉の駐車場になっておりまして、さすがに柵を解放するわけにはいかない(笑)。泉質は、体感的にはかなり真水に近い印象だが、口に含めばわずかな甘みがある。お湯は限りなく透明に近いが、内湯は若干黄色い。多分、湯船に付いてきている色のせいだろう、お湯自体は透明感が高い。非常に特徴に乏しいのだが、全浴槽とも源泉掛け流しというのは良い。最初のインパクトは全く何も無いのだけど、浸かっているうちに、じわじわ柔らかさを感じるのはなんだろう?ごくわずかですが、ヌルッと感があるような気も。 正直、一度入っただけではまだ「?」が多く残る湯でした。インパクトのあるお湯に立て続けに入った後に来たのが悪かったのかもしれないので、またここに一番に入るよううな時間設定をし直して再訪したい。

 なお、このへんが日本におけるりんご栽培発祥の地で、七飯町の町花もりんごの花、ということで「アップル温泉」なのだけど、周囲を見渡せどどこにもリンゴの木は見当たらない。だからなのか、この温泉でも「アップル温泉」との愛称が非常に希薄で、ここに普通に立ち寄っただけなら「七飯町健康センター」としか認識できないであろう。

 広い休憩室からは函館山が望めます。もっと晴れていれば逆方向に駒ヶ岳も見えるのかなぁ。函館行きの電車で右側の窓を見ていると、函館山がどんどん近づいてきまして、函館だなぁ~!と、旅情もかき立てられます。まぁ、私は疲れのあまり、短時間でも半分寝てましたが(笑)。


テーマ:温泉♪ - ジャンル:旅行

【2011/06/16 14:59】 | | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
函館周辺の温泉~その3 駒ヶ峯温泉ちゃっぷ林館@森町駒ヶ岳
 「せせらぎの湯」で10時から浸かった後、次に乗れるバスは10:55であった。このバスに乗って、「大野駅前(=JR渡島大野駅)」まで行くのだけど、渡島大野から森方面への上り列車は11:11。これに間に合うのかどうかが不安だったが、幸いバスは定刻通りやってきて、11:05には渡島大野駅に到着できました。11:11のワンマン電車に乗り、大沼公園のひとつ向こう、「赤井川駅」まで行きます。

11:45くらいに到着したと思います。帰り方面の電車は13:56なので、往復の歩きを含めて2時間以上時間があったので、ちゃっぷ林館で食事を取ることにしました。


 赤井川駅。1日に片方向あたりで7~8本しか止まらない。駅に繋がる道は舗装道も無い。駅からは、残念ながら1つだけ民家が見えるので正真正銘の秘境駅とは言えないが、限りなく秘境度の高い駅。まぁ、北海道にはこんな程度ならザラでしょうけど(笑)。あ、ちなみに渡島大野も無人駅でした、こんな凄い秘境では無かったけど。

 駅を出ると、普通には線路から直角方向い行く道(画像左側)にしか気づかないが、線路に沿って右へ進む石ころをひいた道があり、目的地「ちゃっぷ林館」に行くにはこっち(画像右側)を進むが吉。私は、行きはそれに気づかず、遠回りしました。


 遠回りすると、メェ~が居ました(笑)。八重桜も咲いてました。

 遠回りした際に曲がるところにこの標識。

 そして踏切がありますが、これは踏切を渡ってから見た赤井川駅。遠回りしても、線路沿いをショートカットしても、ここで合流。ここから先、約20分ほど歩きます。

 森林浴感たっぷりの道を歩く。

 こんな原野を切り開き潰したゴルフ場を通り抜ける。んあ~・・・。

 やってきました! 駅から普通の道なりの遠回りで30分、最初を少々ショートカットしても25分くらい、けっこう歩きます。12時過ぎに到着したので、まずは腹ごしらえ。そばをいただきましたが、若い人は珍しいのか、勝手にサービスで大盛りにしてくれました(笑)。いえ、私だって大して若くはないですけどね、こういう所では、客はほとんどじいさんばあさんあので、私レベルでも十分若いんだと思います。そばもおいしかったけど、食べてるうちにじいさんばあさん30人級の団体がいらっしゃって、食堂の方に先に来たので、さっさと食べてお風呂へ(笑)。



 今回は、人も少なかったし、また泉質にいたく感動してしまったので湯船を撮ってみた。目隠しはありますが、立ち上がれば外の景色が十分望める露天風呂で、晴れていれば駒ヶ岳も十分見えるとのこと。あいにくのお天気で、その点は残念でした、が、泉質が本当に素晴らしい。泉質表示的には「単純温泉」であるが、まさしく「柔らかい」という表現がぴったりくる優しい湯。泉質表示を見ていないのでよくワカリマセンが、pHがやや高いのかもしれません、しばらく浸かっていると弱いヌルッと感が感じられます。特に下の湯船の方は、40度のぬる湯で、湯が優しいものだからいつまでも浸かっていたくなるほどサイコーの湯。もう一方の岩風呂は、42度。でも、泉質のおかげか、表示される温度ほどの熱さは感じません。残念ながら内湯は循環ですが、外の2つの露天風呂は源泉掛け流しです。これまで函館近辺の温泉にいくつか行っていますが、今のところ、個人的にはこの"ちゃっぷ林館"と、東大沼温泉の"留の湯"がイチオシ!です。

テーマ:温泉♪ - ジャンル:旅行

【2011/06/14 20:03】 | | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
函館周辺の温泉~その2 北斗市健康センターせせらぎの湯@北斗市本町(大野)
 「しんわの湯」に引き続き訪問した「せせらぎの湯」こちらは合併前の旧・大野町の役場で現・北斗市総合支庁近辺から歩いて15-20分。バスに乗っていると、「北斗消防署北分署」の停留所のところで「せせらぎの湯はこちらで」と案内が流れたので、慌てておりました。この次のバス停で降りても大丈夫ですが、最寄りはこっちと思われます。そのバス停で降りると、

 こんな案内表示がすぐ目に入ります。

 こんな住宅街を抜け、川沿いで右に曲がる案内表示に従って歩いて行くと

 見えてきました

 入り口のアップ。

 さて、ここには慌てて9:30に到着したのですが、なんとお風呂は10時からだった・・・、シマッタ!ちゃんと本を読んでおけば、「しんわの湯」ももうちょっとゆっくりできたのに・・・。しかし館内には入れてくれて、ソファーに座って朝のテレビ見せてもらってゆっくり待たせてくれました。お風呂が開く前からジモティーも続々やってきて、10時前に受け付けも済ませてくださり、10時になると同時にじいさんばあさんがなだれ込む(笑)。一番風呂に入ることに人生をかけているのかもしれません。もちろん私も一番組に混じって突入しました。

 朝イチで誰も服を脱ぎきっていないうちに、珍しく湯船の写真をぱちり。42度くらいの湯船。左が洗い場続きでちょっと狭い通路状になっていて、奥には40度程度のぬる湯。また、露天(といっても眺めは良くないけど)が一番熱くて、43度くらい。この日、露天の一番風呂は私がちょうだいいたしました(笑)。露天には析出物がびっしり。泉質は函館標準の飲んで美味いくらいのだし風味、含塩化土類-食塩泉。ん~、函館標準の泉質のお湯に、ぬるめの温度でゆっくり浸かりたい方にはいいかも。こちらは若干の加水をしているそうですが、循環はしていない。いい湯です。こちらも、いつまでも体はホカホカ、汗はなかなかひきません。


テーマ:温泉♪ - ジャンル:旅行

【2011/06/12 20:03】 | | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
函館周辺の温泉~その1 東前温泉しんわの湯@北斗市東前
 「新訂版 北海道の温泉 源泉・かけ流しの湯(本多政史・著)」という、エクセレントな日帰り温泉ガイドが、札幌の出版社、亜璃西社(ありすしゃ)から発行されています。2005年6月発行。まだ売っているのか知りませんが、私が持っているのは2006年11月の改訂第1版。縁あってここ2年ほど、函館に仕事で来ているのですが、その間隙を縫って函館市内およびその周辺の温泉を回っております。どこも素晴らしいところばかりで、この機会にちょっと紹介したい、ということで、何回かに分けて掲載します。基本、この本に載っている温泉施設で期待外れはありません。とっても素晴らしい温泉ばかりを紹介していただいており、本書には感謝するばかり。

 さて、まず1回目は、ある日にまとめて4湯訪問したうちの1湯目、北斗市の「しんわの湯」。函館駅からバスで約30分、バス停「しんわの湯」下車、車がビュンビュン走る国道を強引に渡って徒歩1分、車の途切れ街が2~3分?(笑) バスは、厚沢部・江差(無番号)、大野峠下(2番)、大野駅前(2番)、大野・白川(123番)、など、行き先表示的には4~5種のバスで行けそうです。本数は、1時間に1本だったり4本だったりムラが多く、7時台には高校生向けか本数がそこそこあって(3~4本)、朝早くに出かけてしまうのが吉。営業時間は朝7時からなので、早くから行っても全然大丈夫。函館バスのサイトで、「しんわの湯」と「函館駅前」の時刻表とにらめっこして、約30分のタイムラグでどれがどの時間に着くか、追っていけば分かるはずと思います。もちろん、自家用車/レンタカーならもっと簡単ですけど。勝手を知らない町において路線バスを把握するのは、バス会社のHPを見ても非常に難しく、さらに郊外行きは本数も少ないから、路線バス利用ってのは若干ハードル高い。

 今回、とにかく頑張って路線バス調べて行きました。8:39に松風町から乗り、函館駅を経由し七重浜を通って大野方面へ。「荻野」とかいうのが目に入ってきたらそろそろなので要注意。現地着は8:15。「しんわの湯」で下車、のつもりでピンポーンを押したのだけど、運ちゃん、ボーッとしてて通り過ぎる!ちょっと待ってよ!!! 次のバス停もすぐだったからまぁ良かったのだけど、この辺で乗降する客がまず居ないんでしょう、普段は。乗客だって高校生数名+αくらいしかいなかったし。でもね~、頼みますよ(笑)。

 時刻表を見ると次の目的地「せせらぎの湯」に行くため、次に来る9:05のバスに乗ることにしたけど、もう1本後でも良かった。間違った時間設定の都合でたった30分程度しかこのお湯には入れませんでしたが、30分では全く足りない、もっと過ごしたかった!と心底思う良泉でした。


 ただッ広い平野のまっすぐな片側3車線の道に、巨大な看板が出ているので、バスに乗っていても、前2つくらいのバス停から見えているので心の準備ができます。

 こんな建物。字体が達筆すぎてわかりにくかったのだけd、秋田屋?とかいう名前でビジネスホテルも併設されている。しかし、誰がこんな不便なところでビジネスホテルに泊まるだろうか???

 お湯の流れ出る岩が設置されている。

 このように、2種の源泉があり、別々の湯船に使用されています。左はやや甘い、右は函館標準の「このままスープにして飲んだら旨い」というほどよい塩味とうま味のある湯。

 さて、温泉では毎度のごとく、面倒くさいので湯船の写真を撮ってないですが・・・、内湯は高温、中温、低温、およびジャグジーの4つの湯船、屋外には腰の深さの歩行湯、寝湯、ひのき風呂、岩風呂と4湯あり、それぞれ上の2種のいずれかのお湯が注がれている。もちろん、高温系はしょっぱい方の温泉。高温泉は45.5度くらいか、浸かれないことは無いけどちょっと我慢が必要、2分も浸かれば体中カッカとしてきて汗がいつまでも引かなくなる、という、函館標準温泉となっている。函館の熱い濃い温泉に慣れてしまうと、高温泉ったってこの程度か、と思ってしまう(笑)。外の、ひのき風呂や、ジャグジー、低温泉などでゆっくり浸かるのがいいですね、やっぱり(笑)。こちらは柔らか系、ちょっとヌルッと感もあるアルカリ泉が使われています。もちろんすべて源泉掛け流し。

 2種の温泉が楽しめる、洗い場も十分広い、20-30人くらいではまだ全然ガラガラという広さ、本当に持ちよく利用できる温泉です。アクセスさえもっと良ければ・・・、でもね、バスの時刻をきちっと調べさえすれば、函館駅から片道30分だから、湯の川行くのと大差無いです。

テーマ:温泉♪ - ジャンル:旅行

【2011/06/10 20:03】 | | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
那須の北温泉は猫温泉
 5/14-15に福島・栃木に遊びに行った<際に泊まったのが那須の"北温泉"。宿泊費が7500~9500円/人ととっても安く、「駐車場から山道を10分歩いた先に宿がある」という秘湯感、プール級の湯船もあって全面源泉掛け流し、といった情報に惹かれて行ってみました。(立ち寄り湯もできます)

 駐車場に停めると、新しいテラスが崖の向こうに新設されていました。2011年4月15日にできたばかりの「観瀑台」とのことで、かつて「幻の滝」と言われていた「駒止の滝」が望めます。これまでは、北温泉に向かう道の途中で身の危険を冒して山道を少し逸れ立ち入り禁止エリアに入れば見れたけど、という状況だったようです。観瀑台のお陰で、誰でも幻の滝を眼下に見下ろすことができるようになりました。観瀑台は、5月22日より那須の御用邸の敷地の一部(と言っても広大なエリア)が「那須平成の森」として一般公開されることに先立ち完成・公開されたもの。情報を何も知らずにここに来て初めて知ったのですが、期せずして素晴らしい滝を拝めてラッキーでした。「那須平成の森」は、これまで手つかずの森だったところを、ガイド付きで散策できるように整備するとのことで、那須の大自然を体感できるエリアとなるようです。

 駐車場~北温泉までは整備された遊歩道に沿って10分ほど下ります。途中、一部の道が崩れ落ちており、別の迂回路ができていました。これも3月11日の地震の影響かもしれません。途中、こんな風に北温泉が望めます。画像の下の方中央に四角く見えるのがプール状の"泳ぎ湯"。

 到着! 谷に埋もれる1軒宿、秘湯ムードたっぷりです。

 玄関ではストーブを焚いていました。5月になりましたが、まだ寒い寒い。お猫もストーブ脇で暖をとってます(笑)。

 玄関から館内に入ってくところに神社。この手前には、お参りする前に足を清めよ、とのことで温泉水が流れている。

 こちらが有名な"天狗の湯"。脱衣場は廊下から丸見え、又はこの湯船から丸見え、のいずれかの場所だけ。混浴だが、女性が入浴するのはかなり厳しい条件。泉質は湯船によって違うみたいですが、正直、温度以外は明瞭な違いを体感できませんでした。だから、この湯船に入りたい!という欲求で無ければ、ここの泉質は他の湯船でも十分堪能できると思います、多分。公式HPを見れば、女性用の"芽の湯"もなかなか雰囲気の良い湯船のように見えます。私はこの湯船に誰も居なかった朝方に入りましたが、長湯はきついくらいのやや熱めだった。ここに注がれる源泉は54度とのことですが、注がれる時点ではもうちょっと下がっているだろうと思います。

 家族風呂。天狗の湯の目の前を通り過ぎた先にあります。こちらはややぬるめ、40度ほどになっていました。井戸水なのか冷泉と言っていいのかは知りませんが、ぬるい水が源泉とは別にホースで注がれていました。脱衣は風呂のすぐ脇にかごがあるのでそちらで。

 さて、トイレに行こうかとおもったら・・・、なんと、玄関で見たのとは別のお猫様が陣取っている(笑)!温排水がちょうどここを通っていて、さすが暖かい場所を見つけるのに長けている生き物、ここが自分の特等席とばかり微動だにしません(笑)。

 風呂を浴びて部屋に戻ると、玄関に居た猫が後を追っかけてきてコニャニャチワ、するするっと人の脇を通って部屋に上がり込む!

 部屋の中をひとしきり回遊したあとにこたつに潜り込む! まさしく猫はこたつで丸くなる。我が家のミグは決して自らコタツに入らなかったけど、やっぱり猫はコタツが好きなのね。猫に引っかかれるのを恐れつつ、私らも一緒に暖を取りましたよ、エェ。奥方はざらっと足をひと舐めされたそうです(笑)。
 「北温泉」は、猫と戯れることができる猫温泉であった、というのが意外な発見、本当に楽しく和めます。猫もお好きな方は、是非行ってみて下さい、きっと、ヘタな猫カフェより楽しく過ごせるんじゃないでしょうか。人なつっこくていいニャンコたちです。ただ、雌は少々やんちゃですね、なでると仰向けにごろーんとはするけど、すぐ手を出してひっかかれそうになります。

 お食事の場所。こちらも味わい深い造り。食事は正直、値段相応ですが、7500~9500円だから2食付いてるだけでも十分だよな~なんて思う。値段が安くて食事はそれなりだけど、温泉は超素晴らしい!というのは私的には大歓迎。

 朝日を浴びるプール風呂(泳ぎ湯)。来た日は、急に午後にプール風呂の掃除が始まってしまい、湯がたまるのに朝までかかってしまいました。腰ほどの深さで、平泳ぎではつま先をこすりそうになるくらいの深さ。

 かつての泳ぎ湯の写真が館内にありました。ばあさんが手を合わせて入浴している傍ら、右にはじいさんが緩い滑り台を下りてくる姿が映っている。微笑ましいというよりはシュールな絵。今はこのような滑り台は無く、公園の普通の滑り台がプールの別の角に設置されています。もちろん、そんな滑り台で遊ぶ大の大人は居ませんでした(笑)。なお、このプール風呂には男女とも水着着用でもOKなので、女性も水着で安心して入れる混浴風呂です。ただし、男どもはほとんどフルチンでしょうけど、気にしないでやって下さい。

 以上、とっても素晴らしい北温泉、是非また猫と遊びに泊まりに行きたいですねぇ。

テーマ:温泉旅行・温泉宿 - ジャンル:旅行

【2011/05/28 22:02】 | | トラックバック(0) | コメント(2) | page top↑
唐招提寺@奈良県奈良市尼辻南町
 奈良公園の南西方向にある近鉄西ノ京駅付近には、かつて切手収集をしていた人にはたいへんなじみ深い、「新国宝シリーズ」の薬師寺と唐招提寺があります。もちろん、切手集めなんぞしていなくたって、どっちも超有名ですけど。その「新国宝シリーズ」では薬師寺の「東塔」と唐招提寺の「金堂」が図案化されていまして、個人的には「薬師寺東塔」の形が好きで、これを一目見ようと斑鳩と郡山城を大急ぎで回って、16時に西ノ京駅に到着したわけですが、車窓から「薬師寺東塔」のてっぺんに、不吉な覆いが被さっているのが見えてしまった! ガイドには「平成22年9月から覆屋をかけて31年春まで解体修理の予定」なんて書いてあるんだけど、もう覆屋が掛かっているじゃないか!なんていい加減なガイドブック!受付で「東塔の覆いは上の方だけですか?」と尋ねると、「全部被ってますよ~」とのことでした。残念ながら時間は16時を回っている。唐招提寺か薬師寺か、片一方に訪問する時間しか残されていない。残念だけど、覆い越しに東塔を眺めるのなら薬師寺に行く価値も半減だと思い、急遽、唐招提寺へ行くことに。これから東塔が解体修理となるわけだから、薬師寺へ訪問するにしても9年以上先と、たいへんな先延ばしにせざるを得なくなりました。まぁでも、ここで唐招提寺に行ったのは怪我の功名とでも申しましょうか、金堂内の仏像には圧倒されるばかりで来て良かった!と心底思いました。

 天平時代から残るという、巨大な金堂。この大きさだけでも十分威圧感がありますが、中に祀られた仏像群がまた凄い。金堂内には、左から千手観音、廬舎那仏、薬師如来と、高さ8mくらいでしょうか、3体の大きな仏像(3体とも国宝)がドーーンと鎮座し、その周囲を梵釈二天、四天王 (うち4体が国宝)が固めています。もう、ちっぽけな人間どもはその威容に圧倒されるばかり。最も異彩を放つのは腕が952本もある千手観音像。その造形の細やかさは特筆すべきものです。昨年の2月18日に拝んだ葛井寺の千手観音像は1001本だ、という話なので(ちゃんと数えているかは知りませんが)、数の上ではこちらがちょっと少ない?ですが、元は1000本あったのが、月日が経つうち何本か無くなってしまったのでは、とのことです。いずれにせよ、千手観音と言っても42本の手に省略されるのが殆どで、ホントに1000本近くもの手があるものは希有だそうです。


左は講堂、奥は鼓楼(舎利殿)。(右は金堂裏側)。


 ででで、出た! 校倉造りだ! 東大寺の正倉院を、修学旅行で見ていると思うのだけど全く記憶にないので、初めて本物の校倉造りを見たようなものだ、ということで妙な感動を覚えました。ここには校倉造りの建物が2つ並んでいて、宝蔵、経蔵となっていますが、こちらは宝蔵。これらの建築物ももちろん国宝。

 さらに奥には鑑真和上御廟、有名な「鑑真和上坐像」を納める御影堂などがありますが、御影堂および鑑真和上坐像は普段は非公開で、毎年6月5~7日にのみ公開とのこと。今年は平城遷都1300年祭の一環で、公開日が6月11日までだったかな?いつもより多めだそうです。これを拝める日はなかなか来ないだろうなぁ。一方の鑑真和上御廟は、寺域北東の鬼門にあり、三日月型の池に掛かった橋を渡り、その三日月の中心に御廟がありまして、今風に言えばパワースポット的な雰囲気でした。

テーマ:国内、史跡・名勝巡り - ジャンル:旅行

【2010/03/02 22:03】 | | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
法隆寺・中宮寺@奈良県斑鳩町(と、大和川の車窓の景色)
 さて、今度はさらに別の日、午後から夕方、大阪からの日帰り往復で奈良方面を回ってきました。元々は法隆寺にだけ行くつもりが、大和郡山城にも行ってみたい、さらにこれらを駆け足で回ればもう1ヶ所、薬師寺に行く時間も出来ると分かり、急遽、大急ぎで回ったわけです。訳あって、最後は薬師寺に行かず、代わりに近くの唐招提寺を訪問することになったのですが、これらを3つのエントリーに分けてご紹介いたします。

 法隆寺は全く説明不要、世界最古の木造建築、周辺諸寺とともに、日本で最初に世界文化遺産に登録された、まさしく世界に誇れる日本一の文化遺産。行き方は、JR法隆寺駅から北へ、徒歩10~15分。法隆寺と、隣接する中宮寺を訪れるだけなら駅から歩いて往復するのもアリ。また1時間1本のみだが、法隆寺前~法起寺~大和郡山~西ノ京~奈良市街を結ぶ路線バスもあるのでそれを利用するのもいいと思います。ただし、普通は周辺の法輪寺、法起寺等も併せて訪問すると思うので、車で無いのなら、JR法隆寺駅か法隆寺前でレンタサイクルを借りるのが良いでしょう。

 JR法隆寺駅への列車は、始点がよくわかりませんが、大阪の環状線から天王寺、王寺を経て奈良へ向かう大和路快速で行けます。1時間に2~3本出ていて、弁天町駅から法隆寺駅まで30分程度なので、大阪からでも余裕の近さです。もちろん逆方向のJR奈良駅からも近くて、15分程度でしょう。

 今回は、弁天町から大和路快速で行きました。大和路線(関西本線)は大阪府柏原市から奈良県三郷町・王寺町・斑鳩町まで大和川沿いを走るのですが、驚いたのは、その川辺がゴミだらけで目に余るほど汚かったこと。枯れ木や枯れ草に白いものがたくさん絡まって風になびいていて、あれはいったい何だろう?とよく見てみると、なんと全てビニールゴミ! ビニールの切れ端が、枯れ木・枯れ草に大量に絡まり風にたなびく光景が10分ほども続く車窓の景色、今の日本にもこんなに荒んだ所があったのだと衝撃を受けました。大和川は水質の悪さでワーストワンをひた走る川として悪名が高いのですが(現在はどうなったかよく知りません)、車窓の風景もワーストワンでは無かろうか。水質が悪いのは下流域の大阪の工業地帯が原因だと思っていたところでしたが、そればかりじゃなかったのかも、とか思ったりして。いやしかし、これはどうにかした方がいい。

 元に戻って、先に述べたように、私は午後からの訪問で、法隆寺~大和郡山~唐招提寺まで行くという超駆け足コースだったので、斑鳩では法隆寺と中宮寺に行っただけですが、それでも十分お腹いっぱいでございました。唐招提寺を訪れたことと併せ、たった半日で両手両足では全く追いつかないほどの「国宝」を拝見したというのは人生初体験。無理して回ってよかったです。


 南大門。室町時代に再建。



 中央が中門。左奥に五重塔が見えてきました。さぁ盛り上がってきました?!


 最も有名な五重塔と金堂。つつつ、遂に法隆寺に来てしまった!との感慨もひとしお。飛鳥時代から残る建築物はこれらと中門及び廻廊のみとのことですが、これらを含めて、18もの国宝指定建築物があるようで。ここでは国宝・重文であることが当たり前すぎて、廻廊とか奥の方のお堂など、一つ一つをありがたがって見ることを完全に忘れてしまうほど。



 金堂のひさしは龍の彫刻で支えられています。確か、これは鎌倉時代に付け加えられた、という説明だったと思うけどよく覚えてません。
 奥の方の大宝蔵院百済観音堂は宝物展示館となっており、数々の仏教美術品が展示されています。社会の時間に呪文のように覚えただけの「玉虫厨子」も展示されていて、おお、こんなものだったのか・・・、と、しげしげと眺めてきました。

 しかしですね、あまりに「国宝」が多すぎて、その後「法隆寺の至宝」というNHKの番組を見たのですが、アレッ、こんな仏像見たっけ、あ、そういえば見たかも・・、とかね、もう何見てんだか。言い訳にもならないけど、お宝が多すぎて少ない脳みその記憶領域が一気に飽和、結局ほとんど覚えていないというお粗末なことだったわけです。娘が小学生になったら、教育のためとか何とか言って、いや、まぁ口実は何でも言い、ともかく2度3度は来ないとダメね。

 聖徳太子を祀る夢殿。奈良時代創建当時のもの。はしごをかけて、屋根に登って作業中なんですが(笑)。夢殿のご本尊は聖徳太子等身大の救世観音像ですが、春季(4/11-5/18)・秋季(10/22-11/22)の特別開扉時のみ公開だそうです。またいつかお会いしたいですねぇ。春はゴールデンウィーク中に見れるということだから、お会いできる日はそう遠くないでしょう。

 夢殿のすぐ近く、法隆寺にくっつくように中宮寺があります。こちらは昭和50年代の、葉書20円・封書50円時代の50円切手でお馴染みの、弥勒菩薩半跏思惟像。この本堂に安置されていますが、入り口真正面にあるので、外からでもズームで撮影しようと思えば撮影できるのですが、それは自粛。たいへん落ち着きのある、静けさと暖かさで包み込まれるような像でして、私的にはかなり好きな仏像です。信心深いわけでも無いのに好きも嫌いもあったものじゃないですが、まぁ切手で馴染み深かった、というだけかもしれません。


というわけで、思わず買ってしまったクリアファイル(笑)。

テーマ:国内、史跡・名勝巡り - ジャンル:旅行

【2010/02/28 22:03】 | | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
鉄人28号と三國志英雄像@神戸市長田区
 故あって2月に大阪・神戸へ行く機会があったのですが、用事のついでに立ち寄りたいところは無いかと考えてみたところ、神戸には猛烈に行きたい!というほどの所もなく、頭を捻っているうちに、そういえば、鉄人28号の実物大像が建った、とのニュースを聞いたのを思い出しました。調べてみると、場所は神戸市長田区で、そこは横山光輝氏の生まれ故郷で、鉄人像ばかりでなく、三國志英雄像も商店街のあちこちに点在しているとか。それを一通り見てあるくのもいいかなと思って行ってみることに。

 これらの情報はさすがにまだガイドブックには載っていなくて、というか、それどころか、鉄人像のある長田区(および兵庫区)付近はガイドに拡大Mapすら載ってなくて、観光スポットの紹介が一切無い。というわけで、もともと観光客が来るようなところじゃ無いみたい。現地に行ってみると、あぁ、そりゃそうだわと納得・・・。ともかく、まずは駅近くの鉄人像から。

 駅~鉄人像までの通りの時点で、三宮からたった10数分の駅前でこの寂しさ?とびっくりしたわけですが、鉄人像付近はけっこうな賑わいでした。


こんな像です。高さは20m前後ですかねぇ。



人間と比べるとこのくらい。



宇宙人語で通じ合っているっぽい人間たち。


 そして、あとは駅からコの字を描くように連なる商店街を巡って三國志英雄の像を一通り見てきました。商店街には横山光輝記念館的な建物と三國志グッズショップもありまして、そこだけはけっこうな賑わいでした。ショップ内の、「阿斗を救出する趙雲像」はなかなかカッコ良かったです。でもね~、中には「店内の撮影はOKですがネットへの掲載を禁止します」なんて張り紙がありましてねぇ、別に禁止するほどのものでも無いと思うのだけど・・・。また、横山三國志ではない、人形劇三國志に基づく商品もたくさんありました。どっちかというと、登場人物名を聞いたときにぱっと出てくる顔は、我々世代では、特徴の少ない横山三國志よりも、人形劇三國志、もしくはコーエーのゲームの顔だもんねぇ。


関羽



曹操



周ユ[王兪]



まーしかし、広々と、閑散とした商店街だこと・・・。これはヤバイ。


 自販機に囲まれた諸葛亮像。たいへん残念な背景。横山先生も、孔明先生も泣いてるぞ。せっかく色々作ったというのに、万事がこの調子では、ここが陽の目を見る日はなかなか訪れないであろう・・・。

 そうそう、でもね、三國志登場人物の、かなりマイナーな人物まで含めて、一人一人印刷された旗が、商店街全域にズラッと掲げられていたのがけっこう楽しかったですね。アイウエオ順で並んでいるのですが、よくぞまぁこんなマイナーな人まで印刷したものよと。


華キン[音欠]。どんな活躍した人か全然覚えてないけど、読めるってことは見覚えがあるんだろうなぁ。


 賈ク[言羽]大先生。三國志登場人物の中で、私的に最もステキと萌える人(笑)。曹操を2度も半殺しにしたうえに、後にその半殺しにした曹操に仕え、重要な仕事もこなし、曹操の跡継ぎ問題でも重要な示唆を与え魏の安定にも貢献し、しかも長生きするのですが、頭のキレの良さと世渡りの上手さに惚れるのわけです。

 と、以上のような状況ですので、万人にお勧めできる所じゃないのですが(大汗)、じゃぁ神戸で何を見るのかと言われたら、一般には北野異人館、旧居留地、六甲の夜景、三宮・元町でお買い物、でしょうか。私なんぞはそういった場所も別に・・・と思ってしまいます。そう考えると、鉄人像およびその周辺に来たのはそれはそれで良かったかも。従って、何かの用事で神戸に来て、ちょっと時間が余っていて、三國志や横山光輝氏が好きだ!という方なら十分お勧めできるかと思います。ただし、「○○の美味しいお店」とかはまず期待できません(苦笑)。

テーマ:国内旅行 - ジャンル:旅行

【2010/02/26 22:03】 | | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
サケの産卵を目撃@盛岡市・中津川 (上の橋)
 9月末~10月初め、仕事で盛岡に行ってました。盛岡に行けるのはとーっても楽しみだったのですが、何が楽しみだったのか?と言われると、「なんとなく」としか言いようが無くて(大汗)、「ここに行きたい!」という意志があったわけでもありません。しかし、行ってみると、とっても涼しくて快適で、普段関東でも当たり前に見れるありふれた草花でも超鮮やかな色をしていて(夏にくたばらないからからでしょう)、しかも後述のようにシャケの産卵も目撃でき、最高に楽しくいい気分で過ごせました。


 まずは岩手公園(盛岡城趾公園)へ。盛岡城は江戸期は南部氏の居城だったそうな。現在の城趾入り口となる三の丸前には櫻山神社があり、三の丸整地の際に出てきた大岩が「烏帽子岩」として祀られています。


 お城は石垣が残っているだけで、構造物は全くナシ。明治になって取り壊されたのですが、廃城令で積極的に破壊されたのではなく、民間払い下げの後、老朽化が激しかったためにほとんどの建築物が取り壊しor移築となった、とのことです。なお、東北地方においては、城郭には土塁が多い中、これだけ全面的に石垣が組まれているお城は珍しいそうです。しかし、全国的規模で見ればそれほど印象に残る石垣では無く、石垣を写真に納めるのを怠ってしまいました(汗)。


 公園の一角にある小さいバラ園。あまり咲きそろっていませんでしたが、いや、もう枯れ始め?よくわかりませんけど、特に賑やかに咲き誇っていた「うらら」だけパチリ。至近距離で見れるようになっていて嬉しい。


 天守閣にあるのは銅像の台座のみ。南部氏42代目の南部利祥が日露戦争で24歳の若さにして戦死されたのですが、市民はこれを悼み、かつ、その功績は明治維新の朝敵であった南部藩の汚名をそそいだものとして、騎乗姿が鋳造されました。しかし、太平洋戦争の際に像は軍事資材として供出され、その台座のみが残されているとのこと。なんとも辛く不幸な巡り合わせを感じます。

 櫻山神社南東側の細長い池を巡るようにできた庭園には花菖蒲がたくさん植わっていまして、その季節には非常に美しいことと思います。また、櫻山神社の道路を挟んだ向かい側の、お堀に囲まれたごく狭い下曲輪が2-3階建の小さいビルが密集した雑然とした地区になっていて、味わい深いです。ジャジャ麺の老舗「白龍(パイロン)」もその区域にあります。

 盛岡といえばわんこそば・冷麺・じゃじゃ麺ですが、関東から盛岡に出てきたのであれば、そんな半ジャンクフード(そばには失礼?)よりも、まず寿司を食うべしと思います。海から多少遠くても、コストパフォーマンスの高さは東京近郊とは比べものになりません。高級でも無さそうなお寿司屋さんに三軒行きましたが、どこも高品質で感動ものでした。中でも、最も庶民価格らしい「三寿司(菜園総本店)」の「上にぎり 1200円」のコストパフォーマンスには涙が出るほど。この価格で中トロ・ウニ・ボタンエビが入っているのですぞ!なお、特上1750円ではマグロ赤身・中トロ・ウニ・ボタンエビ・アワビ・ホタテのにぎりに、巻き寿司はイクラ巻きと来たもんだ。アワビのにぎりなんて初めて食べましたよ。

 あと、不思議と「担々麺」がよく目に入りまして、三大麺類に引き続き、4つ目の名物麺として担々麺が狙われているのか?なんて思いましたが。チェーン店の「陳麻家 盛岡駅前通店」でいただきましたが、十分美味しい担々麺でした。これまで、「美味い担々麺」を意識して求めて食べ歩いたわけでは無い私の舌ではありますが、今まで食べた中ではかなり美味い方と思えました。

=====================

 さて、ハイライトの「サケの産卵」でございますが、何年か前、テレビで「盛岡市内の河川にもサケが遡上してきています」というのを見ていまして、この時期はちょうど産卵時期じゃないかなぁ?と、淡い期待を抱いていました。映像ではいわゆる「昔からの街」的雰囲気の場所だったので、岩手公園(盛岡城趾)のすぐ東の「中津川」だろうと思いそこで探してみました。

 最初は「中の橋」で橋の上から眺めてみて、「見えそうにないな」と思っていたところ、「よのじ橋で見えたんだけどね~」と携帯でお話をしている方の声が聞こえてきました!「よのじ橋?どこだ?」とガイドの地図を見ると、おお、一本上流の「与の字橋」だな、と分かったので、川縁に下りて川を横に見ながら上りました。が、与の字橋までそれらしいものは見えず。う~ん、まぁもう1本上流の「上の橋」まで行ってみようか、と行ってみると、おお!何やら川を眺めている親子がいる!上の橋より50mほど下流の浅瀬でバシャバシャしているのが見えました。これが遡上の途中だとすると、もうすぐ橋まで来るか?と思って橋の上でスタンバイするがなかなか上がって来ない。改めて川縁に下りて現場を真横から見てみると、つがいで浅瀬に留まって、これから産卵しようとしている風に見えました。時々邪魔が入るみたいで、そんな時にバシャバシャ!と水しぶきが上がって魚影が川の上下に素早く動き、邪魔者を追っ払っているのが見えます。魚は7-8尾ほど視認できました。



デジカメで撮った動画もyoutubeにupしてみました(笑)。


場所は下の地図のピンクの丸を付けたところです。


以上は2009年9月30日のことでした。

 その後、仕事が終わり、家族を呼んで八幡平の温泉を巡り、10月5日に盛岡に戻って新幹線に乗る前に改めて見てみたのですが、同ポイントの鮭の数は明らかに増えており、上の橋の橋げた脇、細い流れをまたいで渡ると魚まであと1mという超至近距離に肉迫できる、くるぶしほどの超浅瀬においても活発な産卵活動を観察することができました。
(魚は写真左の方。携帯でうまく撮れず・・・!)

 10月5日には、上の橋~与の字橋~中の橋の広範囲でシャケの遡上/産卵が観察できました。非常に興味深く、去ろうとするとバシャバシャッ!となって「オオッ?!」と思わず川に見入ってしまい、時間も無かったのにギリギリまでその場を離れることが出来なくなるほど我々夫婦は大興奮だったわけですが、見物客が少なかったのが意外でした。もしかして盛岡のこんな普通の川でシャケの産卵が見れるというのはあまり有名じゃないのか?これほど確実に見れるものだと認識されていないのか?それとも季節的にもうちょっと後だと思われている?

 ググってみると地方紙の新聞記事もヒットしました。例年なら9月中旬から見れるけど、今年は若干遅いとのこと。他の年の情報で10月半ば~11月上旬の目撃情報もヒットしますので、けっこう長期にわたり、少なくとも10月中はほぼいつでも、こんな姿が見れるのでは無いでしょうか。紅葉シーズン、東北に行く機会があれば、是非、盛岡・中津川のシャケも見て欲しいものです。

テーマ:東北旅行 - ジャンル:旅行

【2009/10/06 23:36】 | | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
八戸土産
 3月中旬に八戸へ仕事で行ってきたのですが、この出張の間に、全く別件の会議向け(しかも八戸から帰った翌日の会議)の資料を急造しなければならないという、大変追い込まれた状況であったため、方々を見物する時間は全く取れませんでした。まぁでも、そこそこ面白いお土産を買ってきたので今回はそんなネタで。

 緑色の羊羹、「より藻」です。この色は、なんと昆布の色でして、砂糖漬け昆布で羊羹をサンドイッチしているという構造。一口食べると微妙に、いやハッキリと、磯の香りが口内に広がり、しかしその磯の香りはうまく羊羹の甘さと調和します。まぁ受け付けない人もおりまして、うちの奥さんはダメなんですけど、会社ではけっこうウケています。まぁ、普段食うお菓子じゃなくて、ややウケ狙いの珍奇なお土産として、案外不味くもないし良いかな、というレベルかもしれません(爆)。なんてビミョーな位置でしょう。まぁでも、原型をここまで明確に留めた海産物を使ってスイーツに仕上げているという点では、類い希なる成功例では無かろうかと思う次第。5-6年前に、JR八戸駅(新幹線の駅)の駅の外すぐのお土産センターでたまたま見つけて買ったのですが、後から調べてみると、入手できる場所はけっこう限定されているらしく、実は八戸でもあまり有名でも無いものなのではないか、と想像しています。

 チーズ鱈ならぬ「チーズ烏賊」、名前は「なかよし」。名前の由来は不明です。こちらは有名で、あるホテルのお土産コーナーにもありましたし、私はこれを本八戸駅近辺のスーパーで購入しました。お土産・贈答用の箱入りと、ご家庭用の袋入りが並んで売られていました。というわけで、こちらは八戸でもごく一般的な庶民の味なのでしょう。一口噛んでみると、チーズとイカはかなり簡単に口の中で滑って分離してしまいまして、「どこがなかよしやねん!」という感じですが、味としてはたいへん良くて、一般的なチーズ鱈よりも断然ウマイ!と思います。チーズ鱈よりは味が濃いめかな。

 あと、画像はナシですが、スーパーでびっくりしたのが「せんべい汁」用の南部せんべいが、バリエーション豊かに大量に並んでいたことでした。5-6年前に八戸に来たときに「せんべい汁」の存在を知りましたが、「こんなヘンなもの、美味いわけ無かろう」と、当時は完全無視していました。今回は「まぁ、ネタで」ということで昼に食べてみました。ある居酒屋のランチで食したのですが、煎餅の煮込み時間が短すぎて、噛んでもグニュと曲がってちょっとつぶれるだけで噛み切れないという、たいへん食べにくいものでした。汁の味はたいへん素晴らしかったんですが、まぁハッキリ言ってセンベイがぶち壊しているという感じだったのです。しかし、後から人の話を聞くに、「しっかり煮込んであれば汁の味が染み込んでけっこう美味しい」とのことでした。スーパーでもあれだけ売っているということは、地元民の食べ物としてはメジャーなものに違いないとは思います。ということで、価格も安いし、濃縮スープもセットになったせんべい汁用南部煎餅を買ってみました。
 で、家で作ってみたのですが、まず濃縮スープ自体がけっこう良い出来で驚きました。煎餅は、5-6分煮込めば噛み切れる柔らかさになって良い感じでした。まぁしかし、煎餅が必須か?と言われると、正直無くてもいいんだけど(爆)、あればあったで、他の具を食べる時にスープの味を自然に一緒に口に運び易くなります。というわけで、「無くてもいいけど、有るのもいいな」というレベルで、たまに煎餅を入れるのもいいな~、と思いました。


テーマ:ご当地名物 - ジャンル:グルメ

【2009/03/24 00:29】 | | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
藤井寺・羽曳野
 1週間以上前のこと書くってのはブログ的にどうよ?と思わなくもないですが、事情あってネットにさわれない環境で仕事をしておりましたので・・・。本日は某所のネットカフェからUpしております。

 2月18日、大阪に仕事で行っていて、半日余裕ができたので、どこか梅でも見に行こうか・・・、と調べてみたところ、アクセスも良く周辺に見所も多そうだったので(大阪城は行ったことがあるので今回はパス)
道明寺天満宮の梅園に行くことにしました。

 御堂筋線で天王寺へ、天王寺からは近鉄で道明寺へ。しかし、行く車中、ガイドブックを見ていたら道明寺手前の藤井寺の「葛井寺(これでも ふじいでら と読むんだって)」(※葛の時は旧字体が正しいけどATOKで出てこなかった)で、国内最多、1043本もの手を持つという千手千眼観世音菩薩が毎月18日のご開帳日のみ拝めるというのが目に留まりました。なんとも偶然、今日は18日じゃないか! よく見ると近くの野中寺(やちゅうじ)や道明寺でも毎月18日のみ拝観できる菩薩像があるとのことで(道明寺のは25日も公開)、この辺では(どこでも?なんですか?)18日は観音様の日(※後述の野中寺住職曰く)だそうで、梅もさることながら、この機を逃したら一生拝むことは無いであろう菩薩様を巡る日になってしまいました。

 まず下りたのは藤井寺駅。藤井寺と言えば、かつて近鉄のホームは藤井寺球場って言ったっけ・・・というくらいのことしか知らなかったけど、今回の訪問で、古墳や古刹、観音像等、飛鳥時代から奈良時代の貴重な文化遺産が数多く残っている所だと知りました。

 藤井寺駅から、さっそく葛井寺へ。
 ご開帳日は境内にも市も立つようで、小規模ながらなかなかの賑わいでした。何やら真言やお経を唱えながら菩薩様を拝んでいるたいへん熱心な方も何人もいらっしゃって、私のように物珍しさだけで来ている者には恐れ多い、近寄りがたいものを感じましたが、千手の彫刻が後光のように見えるほどで、えらいものを拝ませていただいた、という気分でございました。

 葛井寺からは歩いて野中寺へ。30分ほどでしょうか。途中、「アイセルシュラホール」という古代船型の異形のホール(生涯学習センター)があったりして・・・。

 ま、これはノーコメントで(笑)。


 途中にあった仲哀天皇陵。前方後円墳の「前方」部の中央がこんな感じになています。なにやら、「さいごのカギ」を入手したらこの先からどこかへワープできそうな(笑)、そんな雰囲気です。


 で、野中寺に到着しました。
 こちらでも毎月18日に公開されるという仏像があります。たいへん小さくてカワイイ、「金銅弥勒菩薩思惟半跏像」でございました。拝観料を払って中に入ると、寺の一室に通され、そこでその弥勒菩薩とご対面。もちろんさわっちゃダメですけど、手を伸ばせばすぐ触れるほど、鼻息さえも届くほどの距離で、国宝、では無く重要文化財なんですけど、謂われからすれば国宝級の秘仏とご対面できるわけです。高さ20cmほどの非常に小さいもので、やや頭でっかちな造形がたいへんかわいらしい、そんな印象を持ちました。

 そしてその場で、住職がお寺の成り立ちからこの弥勒菩薩のことなどなど、語ってくださるわけです。

 「ここは聖徳太子の命により蘇我馬子が造営したのが始まりで・・・、当時の礎石は今も残っていて、つまりその当時から野中寺はずっとここにあるのです。その昔はお寺の敷地というのは非常に広大で、一つの宗教集団と言いましょうか、お坊さんだけじゃなくて、信徒もお寺に一緒に住んでいたんですねぇ。今では周囲には普通に住宅や畑がありますが、発掘すれば当時の遺構がどこでも出てくるようなところです。・・・・」

 という感じでして、もう言うことの時間スケールが遙か彼方、まともに日本の有史と言えるギリギリの古いところまで遡るものですから、まぁ何と言ったらいいのでしょうか、京都の方が、千年の都の地で云々と某かものをおっしゃるのはなんだヤな感じするときが多々ありますけど、飛鳥時代、伝説と歴史の紙一重のところまで遡られると、遠い目をしたまま戻って来れなくなるようなそんな気分でございました。野中寺を経由するとなると歩く距離がけっこう長くなるので行くべきかどうか迷っていたのですが、これは本当に来て良かった。

 さて、野中寺からは応神天皇陵を目指します。
 これは国道170号線から見た応神天皇陵。

 そして、これが前方後円墳の「前方」の中央付近の祠。でかいですね~。それにしても驚くのが、先ほどの仲哀天皇陵でも同様ですが、古墳とすぐ隣接して、ひょいと柵を越えれば天皇陵に入れちゃうような位置に一般の住宅が普通に並んでいることです。こういう所に住んでいる人も、さきほどの住職の言葉と同じような気分で生きているのかもなぁなんて思ったり。応神天皇陵は最大級の古墳ですが、もう少し小さい古墳はそこかしこにまだまだあって、それを全部巡ってもねぇ、さいごのカギがあるわけじゃなし(笑)、ということで、ちょっと寄り道するだけで訪問できる古墳がいくつもあったんだけど、それはパス。

 そして、やっと目的地近くの道明寺に到着。藤井寺駅を降りたのが13時頃で、道明寺に着いたのが15時でした。ここで毎月18日と25日のみに拝観できる十一面観世音菩薩を拝んでから、最終目的地の道明寺天満宮へ。最初は梅園に来るだけのつもりだったのに、えらい寄り道をしてしまいました。


 道明寺天満宮の梅園は、方々のお城の場内にある梅園よりはやや小規模ではあるものの、ちょうど見頃で良かったです。 梅園へは300円払って入るのですが、その梅園より手前のところで展示されていた盆梅展も見事な作品ばかりでため息が出るほどでございました。

  スゲェ~! と、ただただ見とれるばかり。木の大きさから見れば案外小さく浅い鉢でも大丈夫なんですねぇ。境内では各種のお花、樹木、梅やボケの盆栽が販売されていて、思わず買い求めたくなってしまうほどでしたが、「どうでっか、お買い得でっせ」とかね、こってりした関西弁で目が覚めましたよ。

 悠久の時間を感じて幻影のようなものが見えたけど、それと現代の生活とは一切関係ないんだよな、と、一気に現実に引き戻されて帰路に就いたのでした。

テーマ:国内、史跡・名勝巡り - ジャンル:旅行

【2009/02/26 19:17】 | | トラックバック(0) | コメント(0) | page top↑
| ホーム | 次ページ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。